テーマ:瞑眩(めんけん)反応について



●瞑眩(めんけん)について

ここでは、瞑眩(一般的には好転反応)について考えてみたいと思います。
前回までお話ししてきました、「絹5本指ソックス」と「半身浴」を続けていきますと、必ず反応があります。
その反応は個人差があり、身体全体がだるかったり、吹き出物ができたりと様々です。

漢方の古方派にも、このような毒を出すという考え方があり、「汗(かん)、吐(と)、下(げ)」と呼びます。
  • 汗は汗(あせ)・・・表面の毒は汗にして出す。
  • 吐は吐く・・・中層ぐらいの毒は吐かせる。
  • 下は下す・・・もっと深く入った毒は下す。

とされています。
この3つが一緒になったのを瞑眩と呼びます。ですから、毒素はどんどん出すことが大切です。

毒素排泄に取り組んでいくと、今まで以上に
肩が凝る、体がだるい、下痢、口内炎、鼻水、発熱、皮膚のただれ、喉の痛みなどが起こる事があります。
これらは全て、今まで体にため込んできた毒素が外に出るための反応です。
症状を薬で、表面的に抑えてきた人。長い間薬を常用してきた人ほど、この瞑眩反応も大きいようです。

【このような反応が出てきたときの心構え】

  • 症状がひどければひどいほど、毒素が出ていることに感謝する。
  • 今自分が取り組んでいることに疑問を持たない。
  • つまりは、信じて取り組むことが大事。
  • 回りの人が心配するので、良く理解してもらうこと。
  • あきらめないで続けること。
  • 継続は力なり
  • 病気をつくったのは「私」治すのも「私」
  • 自分の生命力を信じること
  • 明るく前向きに励みましょう・・・・・・